何の飾り気のない庭や全面コンクリートで冷たい雰囲気の駐車場に緑がわずか
(例えばプランターが一つ)でもあるだけで空間は表情を変えます。
庭はその人にとって心安らぐ場所だったり、心弾む場所でもありますので、
家のデザインや立地条件、お客様のイメージに臨機応変に対応した庭・外構を
提供できるよう庭造りを行います。
庭はその時代時代で流行や環境によって変っていきます。
決まった形にとらわれず、四季折々の変化を楽しませてくれる庭・・・
そんな従来の考え方にとらわれず、自由な発想で庭造りをしたいと考えております。
庭と外構はわけて考える方が多いですが、実は昔は全て庭師がしていた仕事でした。
ブロックやフェンスは、昔は竹垣や生垣、または石積みなどでした。アプローチは石張りや延べ段、または飛び石、立水栓は手水鉢や蹲踞、庭園灯などの照明は灯篭、駐車場は駒寄せ?など形や素材は変っても庭師が植木や下草などの緑と調和させながら庭の中に詰め込みデザインしてきたものなのです。
庭と外構を一緒に造ることで外構と庭に一貫性をもたせることができます。
決して私達の考えをお客様に押し付けるようなことはいたしません。
それは、私達は工事や管理のときしかその空間に居ることは出来ませんが、
お客様はその庭と毎日顔を合わせて過ごしていかれることになるからです。
ですから、お客様のイメージされる庭の形を大切にし、
それについてよく話し合いさせていただき、心から満足していただけるような、
庭屋でしか出来ないご提案をしてゆきたいと考えています。